日本人がオーストラリアへ短期渡航する場合、「電子旅行許可システム」であるETAS（イータス）の申請が必要になります。しかし、中国籍の方はETASが使用できないため、観光での渡航にもビザ申請が必要です。ここでは、在日中国人の方など中国籍の方がオーストラリア観光に行くためのビザ申請手続きについてご説明します。

在日中国人の方の場合、日本に来る際にもビザ申請を行っているかと思いますが、オーストラリア観光に行く際には、オーストラリアのビザ申請が必要となります。

オーストラリアに滞在する期間が3ヶ月以内であれば、短期間に当てはまります。オーストラリア旅行やホームステイなど、観光を目的とする場合は、観光ビザを取得するようにしましょう。

ビザ申請書類の送り先や細かい注意点は、訪問する国や国籍によって異なります。それでは、中国籍の方の場合のオーストラリアビザ申請方法を詳しく見ていきましょう。

中国籍（在日中国人）の方のオーストラリアビザ申請は、ImmiAccountという、オーストラリア内務省のページからオンラインで行うことが可能です。まず、アカウント登録をした後、ビザ申請手続きをします。取得すべきビザは、観光の場合なら「Visitor」タイプです。

トランジットのビザもありますが、オーストラリア観光が目的の場合はVisitorタイプの中でも「Visitor Visa（600）」になります米国のビザ申請と同様に、かなりの入力項目があります。様々な必要事項を入力していきましょう。

途中で切れるといけないのでこまめにセーブするのがおすすめです米国のビザ申請では全部入力して申請料金も払った後、面接日程を予約し・・・となりますが、オーストラリアのビザ申請では面接予約がありません必要事項の入力が済んだら、そのまま書類のコピーをアップロードしていきます必要な書類は以下です。

すべての入力などが終わると、ImmiAccountから申請手数料をカード決済し、審査待ちということになります。審査状況はImmiAccountから確認することが可能です。審査結果は登録したメールアドレスにも届くため、審査が通っていたらPDFの画面をプリントアウトし、旅行の際に必ず持っていくようにしましょう。

通常、ビザの申請にはパスポート原本が必要です。なぜなら、ビザはパスポートのビザ記載欄にスタンプが押されたり、ステッカーが貼られたりするからです。しかし、オーストラリアの場合、そうしたビザはありません。

ビザが取得できた場合はビザの許可通知（VISA GRANT NOTICE）がメールで届くので、それを旅行に持っていくだけです。 また、もらえるビザは大使館が判断するのですが、通常は有効期限一年の一次ビザです。滞在可能期間は通常3ヶ月になります。なお、一次ビザというのは、有効期間内に一回だけ使えるビザのことです。

オーストラリアへの観光をお考えの日本在住・中国籍の方がいらっしゃいましたら、AMTトラベル・天月株式会社へご相談ください。ビザ申請のお困りごとをサポートさせていただきます。

中国籍の方に限らず、オーストラリアのビザの申請手続きは大変なものです。日本にいらっしゃる中国籍の方で、オーストラリア観光をお考えの方がいらっしゃいましたら、AMTトラベル・天月株式会社へお問い合わせください。面倒なビザ申請手続きをサポートさせていただきます。ご来店なさる場合は、事前にお電話にてご予約ください。